インタビュー |
@なぜPマークを取得されようとしたのですか? |
当社はパソコン等の情報機器回収並びにその適正処理を行っています。その中で回収した情報機器に含まれる"お客様の情報をいかに高いレベルで適切に管理するかが大事"と認識したことがキッカケです。それと、大手企業様との取引においては特に適切に個人情報を取扱っているということは必要不可欠であり、その事を目に見える形で証明することも取得をしようと思った理由です。 |
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Aなぜコンサルティングはジャイス株式会社にされたのですか? |
もともと、ジャイスさんとは情報システム構築の関係でお付き合いがあったということが大きいですね。また、ソフトからハードまで全てを一任しているので、Pマーク取得の際に必要な施設等も適切にアドバイスがあり、任せて大丈夫という安心感がありました。また、Pマーク取得支援の実績も数多くあったことも御社を選んだことに繋がりました。また、他社のコンサルとはどう違うかということを比較して説明いただけたので分かりやすかったと当社の代表も申しておりました。 |
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Bプライバシーマーク 取得で苦労されたところは? |
とにかく、審査団体による現地審査での質疑応答が一番困りました。聞かれるであろうという所の裏を付いて質問された所が多かったので、こちらが心の準備をしていないことを沢山聞かれ苦労をしました。審査員の方も、もちろんお仕事だからということもあって規程など当社が提出した資料等をとてもよく読みこんで来られたといった印象を受けました。
また運用面では、通常の業務と兼任して行っておりましたので業務量や書類などが増え大変でした。それと、Pマークの準備段階で新しく始まった、ケアリング事業部(訪問介護)に至っては、立ち上げ当初で人数自体が少なかったこともあり、別事業部であるスクラップ事業部の私がPMSの運用を行っている状況で大変でした。最近は部の人員も増え別事業部のケアリング事業部の責任者がPMSの運用が行えるようになりました。介護という仕事を行う中で機微な個人情報を取扱う場面が多く発生するので個人情報の管理にはより気を使っているので管理としては大変ですね。 |
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C社員の方の反応はどうでしたか? |
当初は、スクラップ事業部ではケアリング事業部ほど個人情報に触れる機会が無いので、あまり反応はありませんでした。しかし、取り組む中で社員教育や教育時に実施したテストで「これは個人情報になるんだ」「これはやってはいけないことなんだ」といって、認識を新たにして意識はかなり上がりました。それ以後は書類などの管理が丁寧になり、以前なら机の上に置きっぱなしにしていた書類などをきちんと管理するといった事が意識的に出来るようになり書類の紛失等がなくなりました。また、「これは住所や名前などが書いてあるから個人情報なんだ」という声をよく耳にするようになり、意識改革が出来たのではないかと思います。
ケアリング事業部では、元から個人情報の管理の重要性を認識しておりましたがPMSの管理も加わり、2重の管理を実施することにより、より意識が高くなったのではないかと思います。書類等が増え管理が大変という声もありますが、介護においては個人情報を大切にすることは当然のことですし企業としての信用問題に関ってきますからね。
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Dプライバシーマークを取得してよかったことはありますか? |
やはり当社の場合は、社員の意識の向上ですかね。書類の管理がきちんとできるようになったというのもありますが、鍵の管理も意識してできるようになり、もちろん自分も含め一人ひとりの責任感が高まったと思います。
お客様からの反応は、まだ取得したばかりなので特にはありませんが、これから車に貼るステッカーやHP、名刺や封筒にもPマークをつけてアピールしていこうと思っています。2007年
年内に取得できたので、年始の挨拶回りにPマークの入った名刺を使用したいと考えています。自分たちがPマークを取ったからかもしれませんが、Pマークを付けている業者は目に付きますね。Pマークを取得するために当社と同じような苦労をされたんだろうなと感じます。
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